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柳宗理とは?

やなぎそうり

柳宗理は、日本を代表するプロダクトデザイナーで、機能美と日本の伝統的感性を融合させた生活用品の数々を生み出しました。

柳宗理(やなぎ・むねみち、1915〜2011年)は、東京都出身の工業デザイナーです。民藝運動を主導した思想家・柳宗悦を父に持ち、東京美術学校(現・東京藝術大学)でデザインを学びました。イタリアのデザイナー、ブルーノ・ムナーリらとも交流し、戦後日本のインダストリアルデザインの先駆者となりました。

柳宗理のデザインの特徴は、機能性と美しさが自然に一体となった「用の美」の実践にあります。彼は手でものを作る過程を重視し、工場での量産品であっても、手の感覚や使う人の身体的な動きに寄り添う形を追求しました。

代表的な作品には以下のようなものがあります。

  • バタフライスツール(1956年):二枚の合板を蝶のように組み合わせた椅子で、ニューヨーク近代美術館(MoMA)に永久収蔵されています
  • ステンレス製のカトラリーシリーズ:ゆるやかな曲線が手に自然になじむデザイン
  • エレファントスツール:象の脚をモチーフにしたユニークなデザイン

長年にわたって金沢美術工芸大学の教授を務め、後進の育成にも貢献しました。「使われてこそデザインは完成する」という思想は、日本のプロダクトデザイン界に深く根付いています。

使い方・例文

柳宗理のステンレスのカトラリーは、今も多くの家庭の食卓で毎日使われており、デザインと実用性の高い両立を体感できます。

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