柳傳志とは?
りゅうでんし
柳傳志は、中国最大のパソコンメーカー・レノボ(聯想集団)を創業し、中国IT産業の発展を牽引した実業家です。
柳傳志(りゅうでんし、Liu Chuanzhi、1944年生まれ)は、中国の実業家で、世界的なパソコンメーカー「聯想集団(レノボ)」の創業者です。上海出身で、西安軍事電信工程学院を卒業後、中国科学院計算技術研究所に勤務し、1984年に同研究所から分離独立した「北京計算機新技術発展公司(後の聯想)」を創業しました。
創業当初は資金も技術も乏しい中、電子機器の販売から事業を始め、やがてパソコン製造へと転換しました。柳は「貿工技(貿易→製造→技術)」という段階的な発展戦略を提唱し、技術先行ではなくビジネスの実績を積み上げてから研究開発に投資するアプローチで成長を遂げました。
2005年にはIBMのパソコン部門を約17億5千万ドルで買収するという中国企業としては歴史的な大型M&Aを実現し、ThinkPadブランドを取得して世界市場に進出しました。この買収は中国企業のグローバル展開の先駆けとして高く評価されています。
柳は「教父」(教父的人物)と呼ばれ、中国IT・ベンチャー業界全体の先駆者として尊敬されており、その経営哲学は多くの中国企業家に影響を与えています。
使い方・例文
「柳傳志が主導したIBMパソコン部門の買収は、中国企業のグローバル化の象徴として今も語り継がれている。」
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