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架線電圧とは?

かせんでんあつ

架線電圧とは、鉄道の電気運転において電車へ電力を供給する架線(電車線)に使用される電圧の値のことです。

架線電圧とは、電気鉄道において車両にパンタグラフ(集電装置)を通じて電力供給するために架設された電線(架線・電車線)に印加されている電圧のことです。鉄道の電化方式の根幹をなす重要な技術要素です。

架線電圧は鉄道路線によって異なり、主な方式は以下の通りです。

  • 直流600V・750V:路面電車・地下鉄の一部で使用
  • 直流1500V:日本の在来線電化区間の主流(JR在来線・私鉄の多くで採用)
  • 交流20000V(20kV):日本の新幹線で採用されている高圧交流方式
  • 交流25000V(25kV):ヨーロッパや新興国の高速鉄道・幹線で広く使われる国際標準

架線電圧が高いほど同じ電力を送る際の電流が少なくて済むため、変電所の間隔を広くできるメリットがあります。一方で車両側には変圧器などの機器が必要になります。直流方式は車両の構造がシンプルになりますが、電圧降下の問題から大電力の高速鉄道には不向きです。日本では在来線(直流1500V)と新幹線(交流20kV)が混在し、車両の電気システム設計にも大きく影響しています。

使い方・例文

電車に乗った際、パンタグラフが架線と接触する部分で小さな火花が見えることがありますが、これは架線電圧の電力が車両に取り込まれている瞬間を目にしている状態です。

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