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服部金太郎とは?

はっとりきんたろう

服部金太郎は、セイコーブランドで知られる服部時計店を創業し、日本の時計産業を世界水準へと押し上げた明治〜昭和の実業家です。

服部金太郎(はっとり きんたろう、1860〜1934年)は、日本時計産業の礎を築いた実業家であり、現在のセイコーグループ源流となる服部時計店の創業者です。

明治13年(1880年)、東京・銀座に時計の輸入販売業として服部時計店を開業。当初は欧米製時計の販売が中心でしたが、国産化への強い意志を持ち、明治25年(1892年)には精工舎(現セイコーエプソンの前身)を設立して時計の国内製造を開始しました。

精工舎の製品は品質・精度ともに向上を続け、日露戦争での軍用時計供給など国家的需要にも応えました。服部金太郎が追求したのは「正確で壊れにくい時計を、より多くの人々に」という大衆化の理念であり、これが日本における時計の普及を大きく後押ししました。

彼の事業は時計にとどまらず、クロック・宝飾品など関連分野にも広がりましたが、一貫して品質管理と技術革新を重視しました。服部金太郎の理念と事業モデルは、後継者たちに引き継がれ、セイコーが世界ブランドへと成長する土台となりました。銀座の服部時計店は現在も「SEIKO HOUSE GINZA」として同地に存在し、その歴史を象徴しています。

使い方・例文

「服部金太郎の精神が今日のセイコーに息づいている」「明治期の企業家精神の代表例として服部金太郎が挙げられる」のように言及されます。

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