月星旗とは?
つきほしき
月星旗とは、三日月と星を図案とする旗で、イスラム世界や複数の国・地域の象徴として使われてきた旗章です。
月星旗(つきほしき)とは、三日月(クレセント)と星(多くは五芒星)を組み合わせたデザインを持つ旗の総称です。現代ではイスラム教やイスラム圏諸国の象徴と広く認識されていますが、その起源はイスラム教の成立以前にさかのぼります。
三日月と星の組み合わせは、古代中近東やビザンティン帝国の都市コンスタンティノープルの紋章として用いられていた記録があります。15世紀にコンスタンティノープルを征服したオスマン帝国がこのシンボルを引き継ぎ、国旗や軍旗に採用したことで、その後イスラム世界に広く普及したとされています。
現在、月星旗(またはその変形)を国旗に取り入れている国には以下があります。
- トルコ(赤地に白の三日月と星)
- パキスタン(緑地に白の三日月と星)
- チュニジア、マレーシア、モーリタニアなど多数
なお、月星旗はイスラム教の公式シンボルではなく、国際赤十字・赤新月社連盟が赤新月のみを使用しているように、政治的・歴史的文脈で用いられる図案です。日本では「日の丸」に対応する言葉として月星旗が比較の文脈で登場することもあります。
使い方・例文
トルコの国旗は赤地に白い三日月と星を配した月星旗の代表例で、オスマン帝国時代のデザインを受け継いでいます。
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