新自由主義とは?
しんじゆうしゅぎ
新自由主義とは、市場の自由競争を最大限に尊重し、政府の経済介入を最小化しようとする経済・政治思想です。
新自由主義(ネオリベラリズム)とは、市場原理の優位性を核心に置き、規制緩和・民営化・自由貿易・財政緊縮を推進する経済思想および政策路線のことです。20世紀初頭の古典的自由主義を起源とし、1970〜80年代にアメリカのロナルド・レーガン大統領やイギリスのマーガレット・サッチャー首相が採用した政策によって広く知られるようになりました。
主な特徴と政策
- 規制緩和:政府による産業・労働・金融規制の撤廃・縮小
- 民営化:国営・公営企業を民間に移管することで効率化を図る
- 財政緊縮:福祉支出を削減し、政府の財政規模を縮小する
- 自由貿易:関税や貿易障壁を撤廃し、国際競争を促進する
新自由主義の支持者は、市場競争が資源の効率的配分をもたらし、経済成長と技術革新を促すと主張します。一方で批判者は、格差拡大・社会的セーフティネットの弱体化・公共サービスの劣化などを問題として指摘します。1990年代以降は国際機関(IMF・世界銀行)の政策にも影響を与え、グローバル化と密接に結びついています。日本でも2000年代の小泉政権下で構造改革の名のもとに新自由主義的政策が推進され、社会的議論を呼びました。
使い方・例文
「新自由主義的な政策として、国営鉄道や電話会社が次々と民営化された」という文脈で使われます。また、格差拡大を批判する文脈で「新自由主義の弊害」として言及されることも多い語です。
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