斤とは?
きん
斤とは、東アジアで広く使われてきた質量の単位で、日本では現在も食パンの大きさ(1斤=340グラム以上)として親しまれています。
斤(きん)は、中国を起源とする東アジア伝統の質量単位です。漢字文化圏に広く伝わり、国や時代によって実際の重さは異なりますが、歴史的に交易・医薬・食品などの計量に用いられてきました。
日本での主な用例として特に知られているのが食パンの計量です。全日本パン協同組合連合会の規格では、食パン1斤はおおむね340グラム以上と定められており、スーパーなどで「1斤」「1.5斤」などと表示されています。ただし具体的なサイズは製パン業者によって異なります。
各地域における斤の重さの違いは次のとおりです。
- 日本(明治期の尺貫法):約600グラム(160匁)
- 中国(市斤):500グラム(現在の標準)
- 香港・台湾:604.79グラム(16両)
- 食パンの業界規格:340グラム以上
日本では1959年の計量法改正により、尺貫法は商取引での使用が禁止され、公式にはキログラムに統一されました。しかし食パンの「1斤」という表現は慣用的に現在も広く使われており、日常生活に根づいた数少ない伝統単位のひとつとして残っています。
使い方・例文
食パンを購入する際に「1斤サイズ」「半斤サイズ」という表記を目にするように、パンの大きさの単位として日常的に使われています。
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