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文庫結びとは?

ぶんこむすび

文庫結びとは、帯を蝶々のように左右に羽を広げた形に結ぶ、振袖や浴衣によく用いられる帯の結び方です。

文庫結びは、帯を背中で結ぶ際に左右対称の羽根を広げた形に仕上げる帯結びのひとつです。その名称は、江戸時代の武家の娘たちが使っていた「文庫」(書類や手紙を入れる箱)に形が似ていることに由来するとされています。

現代では主に以下の場面で用いられます。

  • 浴衣の帯結び — 最もポピュラーな浴衣向け帯結びとして定番
  • 振袖の帯結び — 原型として多くのアレンジ結びのベースとなる
  • 袴の帯結び — 卒業式の袴スタイルで使われることも多い

結び方の手順は比較的シンプルで、半幅帯を使って自分で結べることから、着物初心者にも取り組みやすい結び方として知られています。まず帯を胴に巻き、左右に均等な羽根を作って最後に固定するのが基本的な流れです。

アレンジのバリエーションも豊富で、羽根を多重にした「重ね文庫」や斜めに崩した「斜め文庫」など、応用形が多数存在します。浴衣文化の広まりとともに文庫結びも再評価されており、着物や浴衣のコーディネートには欠かせない技術となっています。

使い方・例文

夏祭りや花火大会で浴衣を着る際に、「文庫結びにする」と言って自分で帯を結んだり、美容室で着付けをお願いするときに指定したりすることがあります。

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