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放流水質基準とは?

ほうりゅうすいしつきじゅん

放流水質基準とは、処理された排水を河川や海などに放出する際に守るべき水質の法定基準値です。

放流水質基準とは、下水処理場工場浄化槽などが処理済みの水を公共水域(河川・湖沼・海域)へ放流する際に遵守しなければならない水質の基準値です。水環境の保全と人の健康保護を目的として法令で定められています。

日本では下水道法水質汚濁防止法が基本的な枠組みを設けており、BOD(生物化学的酸素要求量)・COD(化学的酸素要求量)・SS(浮遊物質)・窒素・りん・大腸菌群数などの項目ごとに上限値が規定されています。放流先の水域区分(生活環境保全・人の健康保護)によって基準が異なる場合があります。

主な管理項目とその意義をまとめると以下の通りです。

  • BOD・COD:有機汚濁の指標で、水中の溶存酸素を消費する汚染度を示す
  • SS:濁りの原因となる浮遊固形物量
  • 窒素・りん:富栄養化を引き起こす栄養塩類の濃度
  • 大腸菌群数:衛生上のリスクを示す指標細菌

自治体独自の上乗せ基準が設けられるケースもあり、流域の水質状況や利水目的に応じて国の基準より厳しい値が適用されます。処理施設はこれらの基準を常時満たすよう維持管理することが義務付けられており、定期的な水質検査と行政への報告が求められます。

使い方・例文

下水処理場が処理水を近隣の川に放流する際、BOD値が基準の15mg/L以下であることを定期的に検査し、行政機関へ報告することが法律で義務付けられています。

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