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抽象画とは?

ちゅうしょうが

抽象画とは、具体的な物や人物を描かず、色・形・線などの視覚要素だけで感情や概念を表現する絵画のことです。

抽象画(ちゅうしょうが)とは、現実に存在する物体や風景・人物などを具体的に描写するのではなく、色彩・形・線・質感などの視覚的な要素を使って感情・思想・概念を表現する絵画のスタイルです。英語では「Abstract Art(アブストラクトアート)」とも呼ばれます。

抽象画は20世紀初頭にヨーロッパで生まれた比較的新しい芸術表現です。それまでの絵画は写実的に対象を描くことが主流でしたが、写真技術の発達などを背景に、「絵画には写実以外の可能性がある」と考えたアーティストたちが新しい表現を模索しました。

抽象画の代表的な種類や様式には次のようなものがあります。

  • 幾何学的抽象:円・四角・三角など規則的な形を使う(モンドリアンの作品など)
  • 抒情的抽象:感情や音楽性を色と形で表現する(カンディンスキーの作品など)
  • アクション・ペインティング:絵の具を流したり飛ばしたりする(ポロックの作品など)

抽象画を鑑賞するときは「これは何を描いているのか」ではなく、「見てどう感じるか」を大切にすることがポイントです。正解がない分、見る人それぞれが自由に意味を読み取れるのが抽象画の魅力といえます。現代アートの多くは抽象表現を取り入れており、美術教育においても創造性を育む手段として注目されています。

使い方・例文

美術館で一面に青い色が塗られた大きなキャンバスを見て「これは何の絵?」と思ったとき、それが抽象画です。

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