御神体とは?
ごしんたい
御神体とは、神社において神が宿るとされる神聖な物体で、礼拝の対象となるご神域の中心に安置されるものです。
御神体(ごしんたい)とは、神道において神の依代(よりしろ)とされる神聖な物体を指します。神社の本殿内部、とりわけ最も奥の内陣(ないじん)に安置され、通常は一般の参拝者の目に触れることはありません。神社の祭祀はこの御神体を中心に行われます。
御神体として用いられるものは神社によってさまざまです。主なものとして以下が挙げられます。
- 鏡:伊勢神宮の八咫鏡に代表される最も一般的な形式
- 剣・刀:武神を祀る神社に多い
- 玉(たま):三種の神器の一つ、勾玉に由来する形式
- 石や岩:山岳信仰の神社では山そのものや巨石が御神体となる例がある
- 木像・神像:仏教の影響を受けた神仏習合時代の名残として神像を御神体とする例もある
御神体は神そのものではなく、神が宿るとされる「依代」であるという考え方が基本です。神体山(しんたいさん)として山全体を御神体とする奈良の三輪山のような例もあり、日本の自然崇拝の古層を伝えています。御神体は原則として非公開とされ、その神聖さを保つことが重視されます。
使い方・例文
神社を参拝する際、本殿の奥に安置された御神体に向かって祈りを捧げるのが基本的な作法です。また「この神社の御神体は古鏡だ」と案内板で紹介される場面などで登場します。
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