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形質細胞とは?

けいしつさいぼう

形質細胞とは、体内に侵入した病原体などに対して抗体を大量に産生・分泌する免疫細胞のことです。

形質細胞(けいしつさいぼう、plasma cell)は、Bリンパ球(B細胞)が抗原刺激を受けて最終的に分化した細胞で、抗体免疫グロブリン)を大量に産生・分泌することを専門とする免疫系の中心的な担い手です。

形質細胞が生まれるまでの過程は次のとおりです。

  • 体内に細菌やウイルスなどの抗原が侵入すると、B細胞が活性化される
  • 活性化されたB細胞はT細胞からの助けも借りて増殖・分化する
  • 最終的に形質細胞へと変化し、特定の抗原に結合する抗体を1秒間に数千個のペースで分泌する

形質細胞は核が偏在し、豊富な粗面小胞体を持つという特徴的な細胞形態をしています。寿命は比較的短いものの、一部は骨髄などで長期生存形質細胞として残り、免疫記憶に貢献します。多発性骨髄腫は形質細胞ががん化した疾患であり、形質細胞の異常増殖が病態の根幹にあります。ワクチン接種により形質細胞が誘導され、感染防御に働くため、医療・臨床においても重要な研究対象です。

使い方・例文

「感染症にかかった後、体内で形質細胞が増殖して抗体を産生し、病原体を中和することで回復に向かう」という場面で登場します。

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