張芸謀とは?
ちょうげいぼう
張芸謀(チャン・イーモウ)は、中国を代表する映画監督で、豊かな色彩表現と社会的テーマで世界的に高い評価を受けています。
張芸謀(チャン・イーモウ、1950年生まれ)は、中国第五世代と呼ばれる映画監督グループに属する映画人であり、中国映画を国際舞台へ押し上げた立役者のひとりです。
陝西省西安出身。文化大革命の時代に農村へ下放された経験を持ち、北京電影学院で学んだのち、撮影監督として活動を始めました。監督デビュー作『紅いコーリャン』(1988年)がベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞し、一躍世界の注目を集めました。
代表作には以下のものがあります。
- 『紅いコーリャン』(1988年)—— 金熊賞受賞
- 『菊豆』(1990年)—— アカデミー外国語映画賞ノミネート
- 『あの子を探して』(1999年)—— ベネチア映画祭金獅子賞
- 『HERO』(2002年)—— 大規模な武侠アクション大作
- 『単騎、千里を走る。』(2005年)—— 高倉健主演
鮮烈な色彩設計と映像美が最大の特徴であり、赤・黄・青の対比を大胆に用いた映像は「張芸謀カラー」とも称されます。また2008年北京オリンピックの開会式・閉会式の総合演出を担当し、世界規模の舞台でもその演出力を示しました。中国社会の矛盾や伝統的価値観を掘り下げる作風は、国内外で高い支持を受け続けています。
使い方・例文
映画好きの間では「張芸謀作品は映像美だけでなくテーマの深さも見どころ」とよく語られ、アジア映画を語る際に必ず名前が挙がる監督です。
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