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建物状況調査とは?

たてものじょうきょうちょうさ

既存住宅の劣化や不具合の有無を建築士調査する手続きで、中古住宅売買の安心を支える制度です。

建物状況調査(インスペクション)とは、既存住宅(中古住宅)の構造耐力上主要な部分や雨水の浸入を防止する部分に生じたひび割れ・雨漏りなどの劣化・不具合の有無を、建築士が目視等で調査する手続きです。

2018年の宅地建物取引業法改正により、不動産仲介業者は媒介契約時に建物状況調査の制度説明を行い、売買契約時には調査結果を重要事項として説明することが義務付けられました。これにより、中古住宅を「現状渡し」で売買する際のトラブルを防ぐ仕組みが整備されています。

調査の主な対象部位は以下のとおりです。

  • 基礎・土台・柱・梁などの構造耐力上主要な部分
  • 外壁・屋根などの雨水浸入防止部分
  • 床・壁・天井の仕上げ面の劣化状況

ホームインスペクションと実質的に重なる概念ですが、建物状況調査は宅建業法上の制度として位置付けられており、国土交通省の登録を受けた「既存住宅状況調査技術者」(建築士)が実施します。調査結果は「既存住宅売買瑕疵保険」への加入要件にもなるため、中古住宅流通の活性化に大きく貢献しています。

使い方・例文

築20年の一戸建てを購入する際に建物状況調査を実施したところ、基礎にひび割れが確認され、売主と修繕費の負担割合を取り決めてから契約に進みました。

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