本文へスキップ

帯揚げとは?

おびあげ

着物の帯を結ぶ際に帯枕を包み、帯の上辺から少し見えるように飾る薄絹の布です。

帯揚げ(おびあげ)とは、着物着付ける際に帯枕を包んで隠し、帯の上部からわずかに見せる薄い絹布のことです。実用的な役割と装飾的な役割を兼ね備えた和装小物のひとつで、コーディネートポイントにもなります。

帯揚げの役割は大きく二つあります。

  • 実用面:帯枕(帯の形を整えるクッション状の道具)をしっかりと固定し、帯結びが崩れないようにする
  • 装飾面:帯の上部に細いラインとして見えることで、着こなしに彩りとアクセントを加える

素材は絹(縮緬・綸子・絽など)が一般的で、季節や格式に応じて使い分けます。夏には透け感のある絽や紗、冬には縮緬素材が選ばれます。色は着物や帯と調和させるか、あえて差し色として使うかで印象が大きく変わります。

帯揚げは江戸時代後期に一般庶民の間に広まったとされ、明治以降は女性の着物に欠かせない装身具として定着しました。成人式・七五三・結婚式など晴れの場では総絞り(総本絞り)の豪華な帯揚げが用いられることが多く、振袖コーデの重要な要素となっています。

使い方・例文

振袖に合わせた総絞りの帯揚げを帯の上から少し見せることで、全体の着こなしに立体感と華やかさが生まれた。普段着の着物では帯と同系色の帯揚げを選ぶとまとまりが出る。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

同じ読みのことば

「おびあげ」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

関連用語