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小鹿田焼とは?

おんたやき

小鹿田焼は、大分県日田市の小鹿田地区で江戸時代から続く民陶で、蹴轆轤と飛び鉋などの独自技法で知られる伝統工芸です。

小鹿田焼(おんたやき)は、大分県日田市源栄町の小鹿田地区で作られる陶器です。江戸時代中期(18世紀初頭ごろ)に、小石原焼福岡県)の陶工を招いて始まったとされ、以来現在まで同地区の数軒の窯元が伝統を受け継いでいます。

小鹿田焼の最大の特徴は、独自の技法と道具にあります。

  • 蹴轆轤(けろくろ): 足で蹴って回す轆轤を使い、ゆっくりとした回転でろくろ成形を行う。
  • 飛び鉋(とびかんな): 回転する器に鉋を当て、リズミカルな模様を刻む技法。
  • 刷毛目(はけめ): 化粧土を刷毛で塗り、独特のムラを生かした装飾。
  • 打ち掛け・流し掛け: 釉薬を大胆にかけ流す技法。

民藝運動の創始者・柳宗悦や陶芸家バーナード・リーチが高く評価したことで広く知られるようになりました。国の重要無形文化財に指定されており、「一子相伝」の原則で技術が受け継がれてきましたが、現在は後継者育成のあり方も議論されています。素朴でありながら力強い美しさが、民藝の器として多くの人に愛されています。

使い方・例文

小鹿田焼の里では、毎年秋に「小鹿田焼の里 民陶祭」が開催され、窯元が直接作品を販売します。日常使いの飯碗や湯呑みとして小鹿田焼を選ぶ人も多く、民藝ファンが各地から訪れる産地として知られています。

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