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小石原焼とは?

こいしわらやき

小石原焼とは、福岡県朝倉郡東峰村の小石原地区で作られる民陶で、飛び鉋刷毛目などの装飾技法が特徴の伝統的な陶器です。

小石原焼(こいしわらやき)は、福岡県東峰村(旧小石原村)を産地とする陶器です。江戸時代前期、17世紀ごろに始まったとされ、筑前福岡藩の御用窯としての歴史を持ちます。朝鮮から渡来した陶工の技術が地域の土と結びつき、独自の民陶文化を育みました。

小石原焼の最大特徴は、ろくろを回しながら工具で装飾を施す技法にあります。代表的な技法は以下のとおりです。

  • 飛び鉋(とびかんな):回転するろくろ上の器に鉋を断続的に当て、連続した刻み目をつける
  • 刷毛目(はけめ):白化粧土を刷毛で勢いよく塗り、筆跡の模様を生かす
  • 櫛目(くしめ):複数の歯を持つ道具で連続した線を引く
  • 打ち刷毛目:刷毛を器面に叩きつけて模様をつける

素朴ながら力強い表情が「用の美」として高く評価され、1975年には国の伝統的工芸品に指定されました。また、隣接する小鹿田焼(おんたやき・大分県)と兄弟窯ともいわれ、双方が類似した技法を共有しています。

日常使いの器として親しまれ、皿・碗・花瓶・土瓶など多彩な器種が今日も作られ続けています。

使い方・例文

小石原焼の飛び鉋文様が入った皿は、毎日の食卓で使うほどに味わいが増すと愛好家の間で人気が高い。

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