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小原流とは?

おはらりゅう

小原流とは、明治から大正期にかけ小原雲心が創始した、西洋の花を取り入れた近代的な生け花の流派です。

小原流(おはらりゅう)は、小原雲心(1861〜1916)が明治時代に創始した生け花流派です。江戸時代から続く伝統的な生け花が日本古来の花材中心にしていたのに対し、小原流は開国後に日本へ流入してきた西洋の花や植物を積極的に取り入れた点が大きな特徴です。

雲心が確立した代表的な技法が「盛り花(もりばな)」です。それまでの生け花は花瓶などの口の細い器を使う「立て花」や「投げ入れ」が主流でしたが、盛り花では水盤と呼ばれる浅い皿状の器に剣山(けんざん)を使って花材を固定し、横に広がる立体的な構成が可能になりました。この革新によって、バラやチューリップといった輸入花材が自然に映える表現が生まれました。

現在の小原流は世界65か国以上に支部を持つ国際的な流派に発展しており、生け花の普及と現代化に大きく貢献しています。スタイルは伝統的な「盛り花・瓶花」から現代花、フリースタイルまで幅広く、初心者から上級者まで段階的に学べる体系が整備されています。

小原流の意義は、日本の伝統芸術を時代の変化に適応させながら発展させた点にあります。西洋文化との融合を果たしつつ、「生きた花を美しく表現する」という生け花本来の精神を守り続けています。

使い方・例文

「小原流の盛り花では、水盤に剣山を使ってバラやカーネーションを生けることができる」のように、現代の花材を取り入れた生け花スタイルとして登場します。

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