導水管とは?
どうすいかん
導水管とは、水源や取水施設から浄水場まで、原水を運ぶために敷設された管路または水路のことです。
導水管(どうすいかん)とは、河川・ダム・地下水などの水源から取水した原水を、浄水場まで送るための管路・トンネル・水路の総称です。水道システムにおける「取水→導水→浄水→送水→配水」という流れの中で、取水施設と浄水場をつなぐ重要な役割を担います。
導水管には「管路式」と「開渠(かいきょ)式」があります。管路式は金属管や塩化ビニル管などを地中に埋設する方式で、外部からの汚染を防ぎやすい反面、建設コストが高くなります。開渠式はコンクリートや石で作られた水路を地表や半地下に設ける方式で、コストは抑えられますが水質管理に注意が必要です。
導水管の素材には、ダクタイル鋳鉄管・鋼管・プレストレストコンクリート管(PC管)・硬質塩化ビニル管などが用いられます。長距離・大容量の導水には、山岳地帯を貫くトンネル型の「導水トンネル」が使われることもあります。
導水管の管理においては、漏水の防止と水質の保全が最優先事項です。破損や腐食による漏水は、水道水の損失(無収水)につながるだけでなく、土壌や地下水を汚染するリスクもあります。老朽化した導水管の更新は、日本各地の水道事業者が直面している課題の一つです。
使い方・例文
「上流のダムから山を越えて平野部の浄水場まで、数十キロメートルにわたる導水管が地中に敷設されている」という文脈で登場します。
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