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天然ガスコンビナートとは?

てんねんがすこんびなーと

天然ガスコンビナートとは、天然ガスの受け入れ・貯蔵・処理・利用を一体的に行う大規模な工業施設群のことです。

天然ガスコンビナートとは、液化天然ガス(LNG)の受け入れ基地を核として、ガスの気化・精製・分配、さらには発電や化学工業への利用までを一体的に行う大規模な工業地帯のことです。「コンビナート」はロシア語由来の言葉で、複数の生産工程を地理的・機能的に統合した工業施設群を意味します。

天然ガスは海外から液化された状態(LNG)でタンカーにより輸送され、コンビナート内のLNG受け入れ基地で陸揚げされます。その後、気化設備で気体に戻され、パイプラインを通じて都市ガス・発電・工業用に供給されます。一部の施設では天然ガスを原料に水素や化学製品の製造も行われます。

コンビナートとして整備することによる主なメリットは以下です。

  • 輸送・処理コストの集約による効率化
  • 複数の用途への安定的なガス供給
  • 寒冷化した余冷エネルギーの有効活用
  • 関連産業の集積による地域経済への貢献

日本は天然ガスの大部分を輸入に依存しており、各地の臨海部にLNG基地を核とした天然ガスコンビナートが整備されています。エネルギー安全保障と脱炭素化の観点から、天然ガスは石炭より排出量が少ない移行期エネルギーとして重要な位置づけを持っています。

使い方・例文

港湾の近くにLNGタンカーが着岸し、隣接する発電所や化学工場に直接天然ガスを供給する施設群が天然ガスコンビナートの典型的な姿です。

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