大黒天とは?
だいこくてん
大黒天とは、インド由来の神様が日本の大国主命と習合した福の神で、七福神の一柱として知られています。
大黒天(だいこくてん)は、もともとインドのヒンドゥー教の神「マハーカーラ(大黒天)」を起源とし、仏教とともに日本に伝わった神様です。インドでは戦闘・破壊を司る恐ろしい神でしたが、日本に伝わる過程で性格が大きく変化し、やがて日本の神話に登場する大国主命(おおくにぬしのみこと)と同一視されるようになりました。「大黒」と「大国」の音が似ていたことが習合を促したといわれています。
日本での大黒天は、縁起の良い福の神として親しまれています。その姿は広く知られており、次のような特徴があります。
- 打ち出の小槌を持つ
- 大きな袋を背負う
- 米俵の上に立つ
- 頭に頭巾をかぶる
- 丸みを帯びた笑顔の姿
これらは豊かさ・財運・食物・農業などとの結びつきを象徴しています。打ち出の小槌は「振ると欲しいものが何でも出てくる」という宝具で、福をもたらす象徴として広く普及しました。
大黒天は七福神の一柱でもあり、恵比寿・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋とともに福徳・繁栄を授ける神として、神社や家庭でも広く祀られています。商売繁盛・縁結び・五穀豊穣を願う場として、各地の大黒天を祀る寺社には多くの参拝者が訪れます。
使い方・例文
台所や神棚に大黒天の像を飾り、商売繁盛や家内の豊かさを願う風習は今も各地に残っている。
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