変電所とは?
へんでんしょ
変電所とは、発電所から送られてくる電力の電圧を変換・調整し、工場や家庭などへ安全かつ効率的に電気を供給するための電力設備施設のことです。
変電所(へんでんしょ)とは、電力系統において電気の電圧を昇圧(高くする)または降圧(低くする)するための変圧器をはじめとする各種設備を集約した施設です。発電所で作られた電力は、送電ロスを最小化するために超高圧(数十万ボルト)で長距離送電され、需要地に近づくにつれて変電所で段階的に電圧を下げてから供給されます。
変電所は電圧の役割によっていくつかの種類に分類されます。
- 超高圧変電所:発電所から送られる超高圧(275kVや500kVなど)を受け取り、1次変電所へ送る。
- 1次変電所(基幹変電所):超高圧を66〜154kVに降圧する。
- 2次変電所(配電用変電所):さらに6600Vまで降圧し、工場・ビル・住宅街へ配電する。
- 柱上変圧器(電柱のトランス):最終的に100Vまたは200Vに変換して各家庭へ届ける。
変電所には変圧器のほか、電流を遮断・開閉するための遮断器や断路器、電圧・電流を監視する計器用変成器、避雷器なども設置されています。現代の変電所は自動化・遠隔監視が進んでおり、電力会社の中央給電指令所からリアルタイムで監視・制御されています。
都市インフラにとって不可欠な施設ですが、変電所が被災・停止すると広域停電につながるため、災害対策・耐震化・二重化などが重点的に進められています。
使い方・例文
「変電所」は電力・インフラの話題で「近隣の変電所で機器トラブルが発生し、一時的に停電した」「太陽光発電の電力を電力網に接続するため変電所を新設した」のように使われます。
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