塗香とは?
ずこう
塗香とは、仏教の儀式や修行において身体に塗布して使う香料で、心身を清める目的で用いられます。
塗香(ずこう・とこう)とは、仏教における供養・修行・礼拝の場で使用される香の一種で、粉末状または練り状に調合された香料を皮膚に直接塗る形で用いるものです。主にインド由来の文化から仏教とともに日本に伝わりました。
塗香の主な用途と特徴は以下の通りです。
- 仏前での礼拝・作法に先立ち、手や体に塗って身心を清める
- 密教や修験道など特定の宗派で儀式的に使用される
- 白檀(びゃくだん)・龍脳・丁子などの天然香料を調合して作られる
- 煙を出す焼香・線香とは異なり、直接肌に触れる形式
塗香は「身を清める」という宗教的意味合いが強く、心身の穢れを取り除き神聖な状態で仏や神に向き合うための準備として位置づけられています。近年はその上品な香りが注目され、宗教的な用途だけでなく、香道・アロマ的な楽しみ方として一般向けの商品も登場しています。使い方は少量を手のひらに取り、両手に薄く伸ばして使うのが一般的です。
使い方・例文
寺院での法要に参加する際、塗香を手に薄く伸ばすことで身を清め、礼拝の準備を整える作法として今も受け継がれています。
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