本文へスキップ

地物コードとは?

ちものこーど

地物コードとは、地図や地理情報システムにおいて道路・建物・河川などの地物の種類を識別するために付与された分類番号です。

地物コード(ちぶつコード)とは、地図や地理情報システム(GIS)において、道路・建物・河川・植生・行政界などのさまざまな地物(地形や人工物)の種類を体系的に識別するために割り当てられた分類コードです。地物分類コードとも呼ばれます。

現実世界には無数の種類の地物が存在するため、コンピュータで地理情報を管理・検索・分析するには、各地物の種類を一意に識別できる番号体系が必要です。地物コードはこの目的のために設計された分類体系で、大分類・中分類・小分類の階層構造を持つことが多く、コードの桁数を読むことで地物の大まかな種類が判別できます。

日本では国土地理院が発行する「地物分類コード」が広く使われており、数値地形図データ(DM形式)や基盤地図情報などのデジタル地図データに組み込まれています。コードの例としては、普通建物・堅ろう建物・道路縁・水涯線・行政界などにそれぞれ固有のコードが定められています。

地物コードの主な用途は次のとおりです。

  • GISソフトウェアでの地物の種類別表示・集計
  • 測量成果データの品質検査
  • 異なるシステム間での地理データ交換・統合
  • 特定種類の地物の一括抽出・分析

地物コードの標準化は、複数機関が作成したデータを統合・利活用する際の相互運用性を確保する上で欠かせない基盤技術です。

使い方・例文

GISソフトで水涯線の地物コードを指定して検索すると、地図データから全国の河川・湖沼の境界線だけを一括抽出して水域面積の集計などに活用できます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語