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地層累重の法則とは?

ちそうるいじゅうのほうそく

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地層累重の法則とは、地層は古いものが下にあり、新しいものが上に重なるという地質学基本原則です。

地層累重の法則(ちそうるいじゅうのほうそく)は、地質学の根幹をなす基本原則のひとつで、「地層は堆積した順番に積み重なり、下位のものほど古く、上位のものほど新しい」という考え方です。英語ではLaw of Superpositionと呼ばれます。

この法則は17世紀のデンマーク人学者ニコラウス・ステノが提唱したものとされており、地質学が科学として確立されていく過程で重要な役割を果たしました。堆積物(砂・泥・礫など)が水底や地表に積もる際、先に堆積したものの上に後のものが重なっていくという観察に基づいています。

この法則が成立するためにはいくつかの前提があります。

  • 地層が大規模な変形(褶曲・断層・逆転)を受けていないこと
  • 地層が堆積環境で形成されたものであること
  • 後から他の地層に貫入された岩脈などは例外として扱う

地層累重の法則は、化石の年代推定や地層の相対年代を決める際に欠かせない手がかりとなります。離れた場所で同じ化石が見つかる地層は同時代のものであると対比(地層の同定)することもでき、これを「地層対比」といいます。地質調査・石油探査・土木工事など、様々な実用場面でも基礎知識として用いられています。

使い方・例文

地質の授業や地層観察のフィールドワークで「崖の一番下の層が最も古い時代に堆積した」と説明するときに、地層累重の法則が根拠として示されます。

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