ニコラウス・ステノとは?
にこらうすすての
ニコラウス・ステノは、地層の法則や化石の本質を解明し、近代地質学と古生物学の礎を築いた17世紀デンマークの科学者です。
ニコラウス・ステノ(Nicolaus Steno、デンマーク語名:ニールス・ステーンセン、1638〜1686年)は、デンマーク出身の解剖学者・地質学者・聖職者で、近代科学史において複数の分野に革命的な貢献をした人物です。コペンハーゲンに生まれ、アムステルダムやパドヴァで医学・解剖学を学びました。
ステノの科学的業績は多岐にわたります。まず地質学においては、地層累重の法則(下の地層は上の地層より古い)、地層水平の法則(堆積物は水平に積み重なる)、側方連続の法則という地層の三法則を提唱し、近代地質学の根幹を形成しました。
また、当時「舌石」として神秘的に扱われていた石の正体が、大昔のサメの歯の化石であることを解剖学的知識から明確に論証し、化石が生物の遺骸であるという近代的な化石概念の確立に貢献しました。解剖学の分野では、筋肉の収縮メカニズムや脳・腺の研究でも成果を挙げました。
晩年はカトリックに改宗して聖職者となり、科学研究から離れましたが、2988年には教皇ヨハネ・パウロ2世によって福者に列せられています。
使い方・例文
地質学の授業で「地層の読み方」を学ぶ際、地層累重の法則の提唱者として必ずステノの名前が取り上げられます。
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