国際連合総会とは?
こくさいれんごうそうかい
国際連合総会とは、国連の全加盟国が参加する最高審議機関であり、国際問題について議論・決議を行う場です。
国際連合総会(英語: United Nations General Assembly、略称: UNGA)は、国連の主要機関の一つで、すべての加盟国が平等に参加できる最大の議会的機関です。1945年の国連発足当初から設置されており、現在は190以上の加盟国が一国一票の原則のもとで審議に参加します。
主な権限と機能は以下のとおりです。
- 国際平和・安全保障に関する問題の審議と勧告
- 国連の予算の承認と財政的問題の審議
- 安全保障理事会の非常任理事国や他機関の委員の選出
- 新たな加盟国の承認(安保理勧告を前提に)
- 国際法の発展や人権問題に関する決議の採択
特徴と限界として、総会の決議は加盟国に対して法的拘束力を持たない「勧告」にとどまる点が重要です。一方で、国際社会の「集合的な意思」を示す政治的・道義的な重みは大きく、外交交渉や国際世論の形成に影響を与えます。安全保障理事会が拒否権行使によって機能不全に陥った際には、「平和のための結集決議」の手続きによって緊急特別総会を開催することができます。
毎年9月に一般討論演説が行われ、各国首脳が国際問題に関する立場を表明する重要な外交の舞台となっています。
使い方・例文
ロシアのウクライナ侵攻に対し、国際連合総会は緊急特別会合を開き、軍の撤退を求める決議を圧倒的多数で採択しました。法的拘束力はありませんが、国際社会の意思を示す重要な場面として注目されます。
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