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国民医療費とは?

こくみんいりょうひ

国民医療費とは、1年間に国内で保険診療の対象となる傷病の治療に費やされた医療費の総額を示す統計指標です。

国民医療費は、厚生労働省が毎年度集計・公表する統計で、医療保険・公費負担などによって支払われた医療費の総額を示します。病院・診療所・歯科診療所・調剤薬局などにおける診療報酬の総額が集計対象となります。

集計の範囲特徴は以下のとおりです。

  • 健康保険・国民健康保険・後期高齢者医療制度などによる保険給付
  • 患者の自己負担分も含む「医療費の総額」
  • 正常な妊娠・分娩・健康診断・予防接種などは原則含まない
  • 介護保険の費用(医療行為を除く)も含まない

国民医療費はGDP比や1人当たりの金額で国際比較にも用いられます。日本では高齢化の進展に伴い国民医療費は増加傾向にあり、国民経済における医療費負担の持続可能性が政策課題となっています。医療費適正化計画や診療報酬改定の議論において基礎データとして機能しており、医療政策を論じる上で欠かせない指標です。

使い方・例文

「国民医療費が年間40兆円を超えた」といった報道でよく登場し、社会保障費の削減や医療制度改革の必要性を議論する際の基準値として用いられます。

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