国民主権とは?
こくみんしゅけん
国民主権とは、国家の政治のあり方を最終的に決定する権力(主権)が国民にあるという、民主主義の根本原理です。
国民主権とは、国の政治を決定する最高権力(主権)が国民に存する、という考え方です。日本国憲法の三大原理の一つに位置づけられており、前文および第1条にその精神が明記されています。
国民主権の考え方は、近代市民革命(フランス革命など)を経て確立されました。かつて君主や一部の支配者が持っていた最高権力を、国民全体が持つという発想の転換が歴史的な画期となりました。
国民主権は主に次の形で実現されます。
- 選挙権の行使(代表者を選ぶ)
- 国民投票・住民投票(直接民主制的手続き)
- 請願・陳情・表現の自由による意思表明
日本では代議制民主主義を採用しているため、国民は直接政策を決めるのではなく、選挙によって国会議員を選び、その代表を通じて間接的に政治に参加します。憲法改正国民投票のように、直接的に意思を示す仕組みも一部設けられています。
国民主権は単なる選挙への参加にとどまらず、政治への関心・監視・批判を通じて日常的に実践される原理といえます。
使い方・例文
「国民主権の原則に基づき、有権者は選挙で代表者を選び、その代表を通じて国の政策形成に参加します。」のように、憲法や政治の授業・解説で使われます。
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