図に乗るとは?
ずにのる
「図に乗る」とは、うまくいったことに気をよくして調子に乗り、度を越えた言動をするようになることを意味する慣用句です。
「図に乗る」は、物事がうまくいったことで気分が高揚し、調子に乗って非常識な言動や増長した振る舞いをすることを批判的に表現した慣用句です。もともと「図」は囲碁や将棋の局面・形勢を指す語で、「有利な図(形勢)に乗じる」というところから、「うまい状況に乗って勢いづく」という意味に転じたとされています。
現代では主にネガティブな評価として使われます。成功や称賛を受けたあとに謙虚さを失い、わがままな態度をとったり、周囲への配慮を欠いた言動が目立つようになったりする場合に用いられます。
「図に乗る」が使われる場面の例を挙げます。
- 試験で高得点を取った後、授業中に教師に対して生意気な発言をする
- 上司に一度褒められただけで、仕事の手抜きや態度の悪化が見られる
- SNSでバズった後、過激な投稿を繰り返すようになる
- チームで一番成果を出したからといって、後輩に横柄に接する
似た表現に「調子に乗る」「天狗になる」がありますが、「図に乗る」は状況の有利さに乗じた行き過ぎた態度というニュアンスが強い点が特徴です。自戒の言葉としても使われます。
使い方・例文
初めての営業成績1位で少し図に乗ってしまったのか、翌月は準備を怠って成績が大幅に下がってしまった。
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