和声法とは?
わせいほう
和声法とは、複数の音を縦(和音)と横(進行)の両面から体系的に組み合わせるための規則と技法の総体です。
和声法(わせいほう、英:harmonic theory / harmony)とは、音楽における和音の構成・分類・連結・進行を体系的に扱う理論と実践の体系です。単に「どの音を同時に鳴らすか」だけでなく、「どのような順序で和音を連結するか」を規則として整理したものです。
歴史的背景
和声法の体系化はバロック時代(17〜18世紀)に進み、ラモーやJ.S.バッハらによって基礎が築かれました。古典派・ロマン派を経て理論はさらに精緻化され、19世紀末にはリヒターやリーマンらが教科書として整備しました。日本では明治以降に西洋音楽理論として導入され、音楽大学の必修科目となっています。
和声法の主な内容
- 三和音・四和音の種類と機能(主和音・属和音・下属和音など)
- 声部進行の規則(平行5度・8度の禁止など)
- 終止形(カデンツ)の分類と使い方
- 転調と借用和音の扱い
- 非和声音(経過音・刺繍音・倚音など)の処理
和声法は作曲・編曲・音楽分析の基礎であり、クラシックのみならずジャズ・ポップス理論の土台にもなっています。
使い方・例文
音大の和声法の課題では、バスの音が与えられた上で4声部(ソプラノ・アルト・テノール・バス)の声部進行を規則に従って記譜する「バス課題」や「ソプラノ課題」が代表的な練習として行われます。
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