吹き流しとは?
ふきながし
吹き流しとは、風を受けてたなびく細長い布や筒状の飾りで、端午の節句の鯉のぼりや航空・海上の風向計として使われます。
吹き流し(ふきながし)とは、長い帯状または筒状の布を旗竿や棒の先に取り付け、風を受けてたなびかせる装飾・標識のことです。日本では古くから祭りや宮中行事で用いられてきた歴史があります。
吹き流しが最も身近に見られる場面のひとつが、端午の節句(こどもの日)の鯉のぼりです。鯉のぼりの一番上に取り付けられる虹色の帯状の飾りが「吹き流し」で、もともとは魔除けや目印としての意味を持っていました。五色の吹き流しは、中国の陰陽五行思想に基づく五色(青・赤・黄・白・黒)を表すとされ、邪気を払う意味があります。
吹き流しの用途は多岐にわたります。
- 鯉のぼりの飾り:端午の節句の装飾として家庭や公共施設に飾られる
- 風向計:空港や気象観測所で風の方向・強さを示す標識として使用
- 船舶の装飾:港や船に掲げられる儀礼的な飾り
- 祭りの装飾:神社の祭りや行列での目印・飾り
素材は伝統的には絹や綿の布が使われましたが、現代ではナイロンなどの化学繊維も広く使われています。カラフルな色彩と風になびく動きが視覚的な美しさを生み出すため、イベントや装飾目的でも活用されています。
使い方・例文
吹き流しは、こどもの日の鯉のぼりセットの一部として販売されており、屋外に飾る際に竿の先端に取り付けます。また空港の滑走路脇に設置された筒状の吹き流しは、パイロットが風向きを確認するために使います。
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