吉村順三とは?
よしむらじゅんぞう
吉村順三とは、自然と調和した住宅建築を追求した20世紀日本を代表する建築家で、「軽井沢の山荘」などの名作で知られています。
吉村順三(よしむら・じゅんぞう、1908〜1997年)は、東京生まれの建築家です。東京藝術大学で建築を学び、アントニン・レーモンドの事務所で薫陶を受けました。レーモンドを通じてフランク・ロイド・ライトの有機建築の思想にも深く触れています。
吉村建築の最大の特徴は、自然環境と建物の融和です。敷地の地形や樹木、光や風を丁寧に読み取り、それらと対話するように設計を進めました。素材には木・石・紙など自然素材を好んで用い、日本の伝統的な建築美と近代建築の機能性を高い次元で統合しています。
代表的な作品には次のものがあります。
- 吉村山荘(軽井沢):別荘建築の最高峰として名高い
- ニューヨーク近代美術館(MoMA)の日本庭園
- 奈良国立博物館新館
- 多数の個人住宅:「住む人のための建築」を体現した作品群
東京藝術大学で長年教鞭を執り、多くの優れた建築家を育てた教育者でもあります。「建築はそこに住む人のためのものであるべき」という信念を貫いた姿勢は、現代の建築家にも大きな影響を与え続けています。
使い方・例文
「吉村順三の名前は、日本の住宅建築や別荘建築の名作を語る文脈でよく登場し、建築学を学ぶ学生が必ず触れる建築家の一人です。」
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