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合理化とは?

ごうりか

合理化とは、自分の本当の動機や失敗を認めずに、もっともらしい理由をあとから作り上げて自分を正当化する心理的防衛機制のことです。

合理化(ごうりか、rationalization)とは、心理学・精神分析の用語として、自分の行動・感情・失敗の真の原因を認めることが不快なとき、意識的または無意識的にもっともらしい別の理由を作り上げて自分を納得させようとする防衛機制(ぼうえいきせい)のひとつです。

精神分析家ジークムント・フロイトの後継者であるアーネスト・ジョーンズが20世紀初頭に定義した概念で、人間の自我がストレスや不安から自分を守るために用いる無意識の仕組みとして位置づけられています。

日常でよく見られる合理化の例には以下のものがあります。

  • 試験に落ちたとき「あの先生の教え方が悪かった」と言う
  • 高い買い物をしたあと「どうせ必要になる」と後付けで理由をつける
  • 「すっぱいブドウ」の話(イソップ寓話)のように、手に入らないものを「どうせ大したことない」と価値を下げる
  • 自分の怒りを「相手のためを思って言った」と解釈する

合理化は短期的には心の安定をもたらしますが、真の原因から目をそらし続けることで自己成長や問題解決が妨げられるというデメリットもあります。心理療法では合理化に気づき、背後にある本当の感情や動機と向き合うことが重要視されます。なお、ビジネス用語の「業務の合理化(効率化)」とは意味が異なります。

使い方・例文

「あのポジションに選ばれなかったのは、そもそも自分には向いていない仕事だったから」と考えることで傷つかずに済もうとするのは、合理化の典型例です。

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