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医療アクセスとは?

いりょうあくせす

医療アクセスとは、人々が必要なときに医療サービスを受けられる状態にあるかどうかを示す概念のことです。

医療アクセス(Access to Healthcare)とは、人々が必要な医療サービスを適切なタイミングと場所で、経済的・地理的・社会的な障壁なく受けられる状態のことをいいます。単に医療施設が存在するかどうかだけでなく、実際に利用できる環境が整っているかどうかを包括的に表す概念です。

医療アクセスを阻む要因は多岐にわたります。

  • 経済的障壁:高額な医療費や保険未加入による受診困難
  • 地理的障壁:農村・離島・山間地などでの病院・医師不足
  • 文化・言語的障壁:外国語対応や文化的慣習による受診のしにくさ
  • 時間的障壁:仕事の都合や介護負担による通院困難
  • 情報格差:利用できるサービスや制度を知らないこと

日本では国民皆保険制度により基本的な経済的アクセスは確保されていますが、医師の地域偏在や診療科偏在が深刻な課題となっています。地方では産婦人科や小児科の医師が不足し、専門的な治療を受けるために遠方まで出向かなければならないケースも少なくありません。

世界的には低・中所得国を中心に医療アクセスの格差が大きく、持続可能な開発目標(SDGs)の「すべての人に健康と福祉を」という目標においても重要な課題として位置づけられています。テレメディシン(遠隔医療)の普及は、地理的・時間的な障壁を低減する有効な手段として注目されています。

使い方・例文

山間地に住む高齢者が最寄りの病院まで車で2時間かかるため定期検診を受けられない状況は、地理的な医療アクセスの問題の典型例として挙げられます。

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