勲一等瑞宝章とは?
くんいっとうずいほうしょう
勲一等瑞宝章とは、日本において国や公共に対して長年にわたり顕著な功績を挙げた人物に授与されていた、最高位に準ずる勲章のひとつです。
勲一等瑞宝章は、日本の勲章制度における瑞宝章の最高位(旧制度)として位置づけられた栄典です。瑞宝章は主に公務に従事し、国や社会の発展に長年貢献した人物を顕彰するために設けられており、勲一等はその中でも最上位にあたります。
日本の勲章制度は明治時代に整備され、戦前・戦後を通じて様々な形で運用されてきました。2003年(平成15年)の栄典制度改革により、旧来の「勲一等」から「勲等」という等級表示を廃止し、現行の「瑞宝大綬章」などへと名称が改められました。このため「勲一等瑞宝章」は旧制度下での名称であり、現在は「瑞宝大綬章」がこれに相当します。
受章の対象となるのは、行政・司法・立法・教育・文化・産業など幅広い分野において、長期間にわたって公共のために貢献した人物です。具体的な受章者としては、高位の国家公務員、裁判官、教育者、研究者、医療従事者、地方自治体の首長などが挙げられます。
叙勲は通常、春(4月)と秋(11月)の年2回行われ、受章者は天皇陛下から直接親授されます。日本における最も格式高い国家的顕彰のひとつであり、社会への長年の貢献を称える重要な制度です。
使い方・例文
「元最高裁判所長官が勲一等瑞宝章を受章した」のように、著名な公務経験者の栄典・経歴紹介の文脈で登場します。
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