切り絵とは?
きりえ
切り絵とは、紙をハサミやカッターナイフで切り抜いて模様や図案を表現する伝統的な造形芸術です。
切り絵は、紙を鋭利な道具で切り抜き、残った部分によって模様・人物・風景などの図案を表現する造形芸術です。日本では「剪紙(せんし)」や「切り紙」とも呼ばれ、古来より民間芸術・工芸として親しまれてきました。
切り絵の歴史は古く、中国では6世紀ごろから紙を切って飾る文化があったとされ、日本にもその影響が伝わりました。日本では平安時代ごろから神社の飾りや御幣などに紙を切った形が用いられており、江戸時代には民衆の間にも広く普及しました。また、ヨーロッパでもシルエット画やペーパーカット(Scherenschnitte)として独自の発展を遂げており、世界各地に類似した伝統芸術が存在します。
切り絵の技法の特徴は次の通りです。
- 一枚の紙を折り畳んで切ることで左右対称の模様を作る方法がある
- 黒い紙を切り抜いて白い台紙に貼るシルエット技法が基本
- 複数色の紙を組み合わせる多色切り絵も人気がある
- 精巧な作品は、コンピューターを用いた型紙設計と組み合わせて制作されることもある
現代では、趣味・教育・インテリアアートとして広く楽しまれており、季節の飾りや年賀状のデザインとしても活用されています。また、アーティストによる大型の切り絵作品は現代美術の一分野としても評価されています。素材・道具が手軽なことから、子どもから大人まで幅広い年代に親しまれる表現手段です。
使い方・例文
正月飾りやひな祭りの壁飾りとして切り絵が作られるほか、図工や美術の授業でハサミを使った切り絵制作が行われることも多いです。
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