六壬神課とは?
りくじんしんか
六壬神課とは、中国古代に生まれた占術で、天干の壬(水)を中心に12の式盤を使って吉凶・事の成否を判断する高度な占いです。
六壬神課(りくじんしんか)は、中国の古代に成立した式占(しきせん)のひとつで、「六壬」とも呼ばれます。式占とは、特定の図式(式盤)を用いて吉凶を判断する占術の総称であり、六壬神課・太乙神数・奇門遁甲を合わせて「三式(さんしき)」と総称されることがあります。
六壬神課の「六壬」とは、十干のうちの「壬(みずのえ)」が12支すべてに配当されることで12種類の「壬」が生まれることに由来します。この12の壬を基礎として、天盤(てんばん)と地盤(じばん)という二重の円盤式のツールで占断を行います。
六壬神課では以下のような事柄を占います。
- 事の成否・時機の吉凶
- 天候・農業・軍事(古代の主な用途)
- 人事・旅行・病気・紛争の行方
- 行方不明者や失せ物の探索
非常に複雑な体系を持ち、習得に長い年月を要する占術として知られています。日本へは奈良・平安時代に伝わり、陰陽道の一部として宮廷や公家の間で用いられた歴史があります。現代では研究者や専門家の間で継承されており、一般的な知名度は低いものの、東洋占術の中でも高度な体系として評価されています。
使い方・例文
歴史書や東洋占術の専門書で「平安時代の陰陽師が六壬神課で戦の吉凶を占った」といった記述が登場します。
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