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太乙神数とは?

たいいつしんすう

太乙神数とは、中国古代に生まれた占術のひとつで、太乙という神格的な数理を用いて国家や天下の運勢・吉凶を占う体系のことです。

太乙神数(たいいつしんすう)とは、中国古代から伝わる占術体系のひとつで、「太乙(太一)」と呼ばれる宇宙中心・根源的な神格の数理的運行を基にして、国家の盛衰や天下の吉凶、戦乱・天変地異などを予測しようとするものです。

太乙神数は、奇門遁甲(きもんとんこう)・六壬(りくじん)と並んで「三式」と称される中国の高等占術のひとつに数えられます。いずれも複雑な数理と天文・暦学を組み合わせた体系であり、古代中国では国家的な意思決定に用いられることもあったとされています。

太乙神数の特徴は次のとおりです。

  • 個人ではなく国家・社会規模の運勢を占う点で他の占術と異なる
  • 太乙の運行周期に基づく複雑な数理計算を行う
  • 天文・暦・易の知識を総合した高度な占術体系
  • 日本には平安時代頃に伝わったとされる

現代においては実用的な占いとして広く使われることは少なく、主に占術研究者や東洋哲学の研究対象として扱われています。古代中国の宇宙観・世界観を色濃く反映した占術体系として、歴史的・学術的な価値が認められています。

使い方・例文

太乙神数は占い師が個人の運勢を見るというより、古代の王朝が戦争の吉凶や天変地異の予兆を判断するために用いた、国家規模の占術として歴史書などに登場します。

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