傍若無人とは?
ぼうじゃくぶじん
傍若無人とは、周囲の人の存在や迷惑をまるで気にせず、自分勝手に振る舞うさまを表す四字熟語です。
傍若無人(ぼうじゃくぶじん)とは、「傍(かたわ)らに人無きが若(ごと)し」という語句が語源の四字熟語です。直訳すると「そばに人がいないかのように振る舞う」という意味で、周囲の目や他者への配慮を一切顧みず好き勝手に行動するさまを指します。
この言葉の由来は中国の史書『史記』に記された故事に求められます。戦国時代の刺客・荊軻(けいか)の友人であった高漸離(こうぜんり)が、市場で酒に酔い、人目もはばからず泣き叫んだ様子を「旁若無人」と記したのが起源とされています。
現代日本では、主に以下のような場面で使われます。
- 公共の場で大声で騒ぐ
- 他人の迷惑を顧みず列に割り込む
- 会議や集まりで一人だけ場を乱す
- SNSで他者を傷つける発言を平然と行う
批判的なニュアンスが強い言葉ですが、歴史的には「自由奔放で豪快な人物」を表現する際に肯定的に用いられることもありました。現代では否定的な文脈で用いられるのが一般的です。
使い方・例文
「彼は電車内で音楽を大音量でスピーカーから流し、傍若無人な態度で周囲を呆れさせた」のように、他者への配慮を欠いた行動を批判するときに使います。
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