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倣い旋盤とは?

ならいせんばん

倣い旋盤とは、型(テンプレート)の形状をトレースしながら同一形状の部品を自動的に削り出す旋盤機械です。

倣い旋盤(ならい旋盤)とは、あらかじめ用意した型(テンプレート・マスター)の輪郭形状を機械的または油圧的にトレースし、切削工具をその形状に沿って動かすことで同じ形状の部品を連続して加工できる旋盤です。

通常の旋盤では操作者が刃物台を手動で操作するため、複雑な形状を繰り返し加工するには高い技能と時間を要します。倣い旋盤はトレーサー(触針)がテンプレート表面をなぞり、その動きを油圧サーボや機械リンクによって刃物台に伝えることで、熟練を要せずに同一形状を量産できます。

倣い旋盤は複雑な曲面を持つ軸類・ハンドル・スピンドルなどの部品加工に広く用いられてきました。特に自動車・工作機械・航空機産業での量産部品製造で活躍しました。NC(数値制御)旋盤の普及以前は、倣い旋盤が複雑形状部品の量産手段として重要な役割を担っていました。現在はCNCマシニングが主流ですが、特定用途での倣い加工は今も使われています。

倣い旋盤は手動加工と自動化の橋渡しをした技術として、製造業の生産性向上に大きく貢献した機械です。

使い方・例文

自動車のステアリングシャフトのような複雑な外形を持つ部品を、倣い旋盤でテンプレートを使って大量に同一形状へ加工した。

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