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個別避難計画とは?

こべつひなんけいかく

個別避難計画とは、高齢者や障害者など自力での避難が困難な人ごとに、避難支援の方法・担当者・経路を事前に定めた計画のことです。

個別避難計画とは、災害時に自力での避難が難しい避難行動要支援者(高齢者・障害者・乳幼児・妊産婦・外国人など)一人ひとりについて、誰が・どのように・どのルートで避難を支援するかを事前に定めた計画です。市区町村が中心となって作成し、本人・家族・自治会・民生委員・消防団などが連携して策定します。

個別避難計画の主な内容には以下が含まれます。

  • 対象者の氏名・住所・障害や要配慮事項
  • 避難先(指定避難所など)と避難ルート
  • 支援者氏名と連絡先
  • 使用する福祉器具・介助方法

日本では2021年の災害対策基本法改正により、市区町村が避難行動要支援者ごとの個別避難計画の作成に努めることが法律上明記されました。これは2019年の台風19号など大型災害で、要支援者の逃げ遅れが多く発生したことへの対応として強化されたものです。

計画は定期的に見直し、支援者や要支援者の状況変化に合わせて更新することが重要です。また、実際の避難訓練を通じて実効性を確認することも推奨されています。地域コミュニティの協力が計画の実施に不可欠であり、日頃からの近所づきあいや見守り活動との連携が求められます。

使い方・例文

一人暮らしの高齢者が近くに住んでいる場合、民生委員や隣人が「避難支援者」として個別避難計画に登録され、台風接近時には事前に声をかけて避難所まで付き添う体制を整えます。

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