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信頼醸成措置とは?

しんらいじょうせいそち

信頼醸成措置とは、国家間の誤解や不信を減らし偶発的な紛争を防ぐために、軍事活動の透明性向上や対話の仕組みを整える外交・安全保障上の取り組みです。

信頼醸成措置(しんらいじょうせいそち、CBMs:Confidence Building Measures)とは、国家間、とりわけ対立・緊張関係にある国々の間で相互の不信感を軽減し、偶発的な軍事衝突や意図しないエスカレーションを防ぐための制度・取り決めの総称です。

冷戦時代にヨーロッパで発展した概念で、1975年のヘルシンキ最終議定書(全欧安全保障協力会議・CSCE)において、軍事演習の事前通告などが具体的に合意されたことが大きな契機となりました。

信頼醸成措置の主な手段には以下のものがあります。

  • 大規模軍事演習の事前通告・オブザーバー招待
  • 軍事ホットラインの設置(首脳間・軍間)
  • 定期的な軍事情報の共有・開示
  • 偶発的衝突防止のための取り決め(海上・航空)
  • 軍高官の相互訪問や対話チャンネルの確立

東アジアでは米中間や南北朝鮮間における信頼醸成措置の欠如が緊張の一因とされており、その構築が地域安全保障上の課題となっています。軍事力そのものを削減する「軍備管理」とは異なり、透明性と対話を通じて関係を安定化させる点が特徴です。

使い方・例文

例えばアメリカとロシア(旧ソ連)が冷戦末期に設けた核ミサイル発射の誤探知を通報し合うホットラインや、海上での偶発衝突を防ぐ「インシデント・アット・シー協定」は典型的な信頼醸成措置です。

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