仮名手本忠臣蔵とは?
かなでほんちゅうしんぐら
仮名手本忠臣蔵とは、江戸時代の赤穂事件を題材にした人形浄瑠璃・歌舞伎の代表的な演目です。
仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)は、1748年(延享4年)に竹田出雲・三好松洛・並木千柳の合作によって初演された人形浄瑠璃の演目で、その後歌舞伎にも移され、日本の古典芸能を代表する作品となっています。
題材は1701〜1703年(元禄14〜16年)に起きた赤穂事件です。江戸城松の廊下での刃傷沙汰から、赤穂藩主・浅野内匠頭の切腹、藩の取り潰し、そして家老・大石内蔵助率いる47人の浪士による吉良上野介への討ち入りという実際の事件を、時代を室町時代に置き換えて脚色しています。
「仮名手本」という題名は、仮名文字47文字(いろは47文字)と47人の赤穂浪士を掛け合わせたものです。全十一段の構成で、主な見どころには以下があります。
- 三段目:刃傷の場(松の廊下)
- 七段目:祇園一力茶屋の場(大石の遊興)
- 十一段目:討ち入りの場
仮名手本忠臣蔵は「忠義」「義理と人情」をテーマに、江戸時代の民衆に広く愛されました。現代でも歌舞伎や文楽の定番演目として上演され続けており、テレビドラマや映画の忠臣蔵作品の原型ともなっています。日本文化における義の概念を語る上で欠かせない作品です。
使い方・例文
毎年12月になると「忠臣蔵」の演目が歌舞伎座で上演されることがあります。仮名手本忠臣蔵の「七段目」は単独で上演されることも多い人気の場面です。
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