代官とは?
だいかん
代官とは、江戸幕府が天領(幕府直轄地)の支配・年貢徴収・訴訟裁定などを担わせた地方行政官のことです。
代官(だいかん)とは、江戸幕府が全国各地に置いた地方行政官で、主に幕府直轄地(天領)の統治を担いました。上位機関として勘定奉行の指揮下に置かれ、担当区域を「支配所」と呼びました。
代官の主な職務は多岐にわたります。
代官の身分は旗本・御家人が多く、「○○代官所」を拠点として手付・手代と呼ばれる補佐役を率いて業務を行いました。担当する天領の規模は数万石から数十万石に及び、実力次第で大きな影響力を持ちました。
時代劇では「悪代官」として描かれることが多いですが、実際には勤勉に地域振興や治水に取り組んだ代官も少なくありません。江川英龍(江川太郎左衛門)のように、農業改革や海防に尽力した名代官として後世に称えられる人物もいます。明治維新後は廃止され、府県知事制度に引き継がれました。
使い方・例文
「その地域の年貢率は代官の裁量によって決まり、農民の暮らしに直接影響した」のように、江戸時代の地方統治や農政を語る文脈で登場します。
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