仁徳天皇とは?
にんとくてんのう
仁徳天皇とは、日本の第16代天皇とされる人物で、民を思いやる善政の象徴として古くから語り継がれてきた天皇です。
仁徳天皇(にんとくてんのう)は、『古事記』『日本書紀』に記された日本の第16代天皇です。大鷦鷯尊(おおさざきのみこと)という名でも知られています。古代天皇の中でも特に「聖帝(ひじりのみかど)」として民衆に慕われた天皇として伝えられています。
仁徳天皇に関する最も有名な逸話は「高台からの眺め」です。高台に登り民家から炊煙が上がっていないことに気づいた天皇は、民が貧しいことを憂い、3年間にわたり租税を免除したとされています。宮殿が老朽化しても修築を命じず、民の生活が豊かになるまで待ったという話は、思いやりの政治(仁政)の理想として広く伝わっています。
また、仁徳天皇陵(大仙陵古墳、大阪府堺市)は全長約486メートルに及ぶ日本最大の前方後円墳として知られており、2019年には「百舌鳥・古市古墳群」としてユネスコ世界文化遺産に登録されました。
ただし、現代の歴史学では仁徳天皇の実在については議論があり、記紀の記述をそのまま史実とすることは難しいとされています。一方で、古墳をはじめとする考古学的成果は、当時の大和政権の強大な権力を物語っています。
使い方・例文
「仁徳天皇は民の苦しみを察して税を免除したという説話で有名で、日本における理想的な君主像の象徴とされています」のように語られます。
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