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交通事故死者数とは?

こうつうじこししゃすう

交通事故死者数とは、道路上での交通事故によって命を落とした人の数を示す統計指標で、交通安全施策の基準として使われます。

交通事故死者数は、道路交通事故(自動車・オートバイ自転車・歩行者などが関わる衝突・転倒など)によって死亡した人の数を集計した統計値です。国・地域・年度ごとに公表され、交通安全政策の立案・評価や国際比較に広く活用されます。

日本では警察庁が一次集計を行い、事故発生から24時間以内に死亡した場合を「死者」として計上する方法(24時間死者数)と、30日以内に死亡した場合も含める方法(30日死者数)があり、国際比較には30日基準が使われることが多いです。

日本の交通事故死者数の推移をみると、モータリゼーションが進んだ1970年前後に年間約1万6000人という最多水準を記録しました。その後、シートベルトの義務化・飲酒運転の厳罰化・道路インフラ改善・車両安全技術(エアバッグ・ABS・自動ブレーキ)の普及などにより、2010年代以降は大幅に減少し、近年は年間3000人を下回る水準となっています。

減少に貢献した主な要因は次のとおりです。

  • 法規制の強化(飲酒運転・携帯電話使用禁止・速度規制)
  • 自動車の安全装備(衝突被害軽減ブレーキ・歩行者検知など)の標準化
  • 道路設計の改善(中央分離帯・防護柵・視認性向上)
  • 救急医療体制の整備による救命率向上

一方、高齢者が関わる事故の比率は増加傾向にあり、社会の高齢化に対応した対策が課題となっています。

使い方・例文

「昨年の全国の交通事故死者数が発表され、前年比で減少した一方、高齢者の割合が過去最高を更新した」といった報道でよく登場します。

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