亡命政府とは?
ぼうめいせいふ
本国を離れた地で活動を続ける、망命中の政府または政権組織のことです。
亡命政府(망命政府、Government in exile)とは、戦争・クーデター・占領などによって本国での統治権を失った政府が、外国の地に拠点を置きながら正統な政府として活動を継続する組織を指します。
亡命政府が成立する典型的な経緯は次の通りです。
亡命政府は受け入れ国または友好国から承認を受けることで国際的な正統性を主張し、外交活動・軍事組織の維持・抵抗運動の支援などを行います。歴史上もっとも有名な例の一つは第二次世界大戦中のフランス亡命政府で、シャルル・ド・ゴール将軍がロンドンに「自由フランス」を樹立し、連合国の一員として戦い続けました。近現代では中華民国政府(台湾)や、チベット亡命政府(インド・ダラムサラ)なども継続的な活動を行っています。
国際法上の地位は複雑で、亡命政府を承認するかどうかは各国の判断に委ねられています。本国の政権が安定すれば亡命政府は解消されますが、数十年にわたって存続するケースも少なくありません。
使い方・例文
第二次世界大戦中、ナチスドイツに占領されたポーランドの亡命政府はロンドンに置かれ、戦後の講和交渉でも一定の発言権を持ちました。
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