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五輪外交とは?

ごりんがいこう

五輪外交とは、オリンピックの開催や参加・ボイコットを外交的な手段として活用し、国家間の関係改善や政治的メッセージの発信を図る外交的行動のことです。

五輪外交オリンピック外交)とは、オリンピック・パラリンピックという国際的な祭典の場や機会を政治・外交の手段として利用する行為・戦略の総称です。スポーツと政治は本来分離すべきとされますが、現実にはオリンピックは国際政治と不可分に絡み合ってきた歴史があります。

五輪外交の代表的なパターンは以下のとおりです。

  • ボイコット外交:1980年モスクワ五輪への西側諸国の集団ボイコット、1984年ロサンゼルス五輪へのソ連・東側諸国の対抗ボイコット
  • 関係改善の場としての活用:1972年北京開催の卓球世界選手権を機にした米中接近(ピンポン外交の延長)
  • 政治的承認の場:国旗・国歌の使用問題や台湾・パレスチナの参加形態
  • 外交的ボイコット:2022年北京冬季五輪に対し、米国・英国などが政府代表団を派遣しない形での抗議

開催国にとっては国家イメージの向上(ソフトパワー)や経済効果が期待される一方、人権問題を抱える国が「スポーツウォッシング」に利用しているとの批判も生じます。

IOC(国際オリンピック委員会)は政治的中立を原則としていますが、参加資格や開催地選定の過程に政治的要素が介在することは避けがたく、五輪外交は今後も続く現象と見られています。

使い方・例文

特定国の人権状況に抗議するため、政府の公式代表団を五輪開会式に派遣しない「外交的ボイコット」を宣言した国のニュースで頻繁に登場します。

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