本文へスキップ

予算審議とは?

よさんしんぎ

国会地方議会において、政府や自治体が提出した予算案を審査・議決する立法府の重要な手続きです。

予算審議とは、国会または地方議会行政機関から提出された予算案を審査し、修正・可決・否決する一連の立法プロセスです。民主主義国家において財政民主主義の根幹をなす手続きであり、「財布の紐を握るのは議会」という原則を体現しています。

国の予算審議は毎年1月に通常国会が召集されてから始まります。政府が閣議決定した予算案は衆議院に先に提出され、衆議院予算委員会での詳細審査を経て本会議で採決されます。その後参議院に送付され同様の審査が行われます。衆議院が可決し参議院が否決した場合や、60日以内に議決しない場合は、衆議院の議決が国会の議決とみなされる「衆議院の優越」が適用されます。

審議では次のような点が主に検討されます。

  • 歳入(税収・国債発行額など)の妥当性
  • 歳出(各省庁の事業費・社会保障費など)の優先度と規模
  • 財政健全化への取り組み
  • 特定政策への重点配分の是非

地方議会でも同様の手続きが行われ、首長が提案した予算を議会が審議します。予算審議は政権の政策方針が数字として現れる場であり、野党が政府の姿勢を質す重要な政治的舞台でもあります。

使い方・例文

毎年3月末の年度末が近づくと、国会では予算審議が大詰めを迎え、新年度予算の成立に向けた与野党の攻防がニュースでたびたび報じられます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語